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少量の尿が瞬間的に漏れてしまう尿失禁の症状も、40〜50歳代の女性の20%以上に出てくる。

尿道口付近や骨盤底の括約筋が加齢によって衰え、女性ホルモンの減少で勝脱の粘膜や括約筋が萎縮してくるために、尿意を抑えられなくなる場合がある。 骨盤を鍛える骨盤底筋体操をすると、多くの場合改善する。
手術も効果をあげている。 更年期の健康管理には、バランスのいい食事、十分な休養とストレス解消、年代と目的に合った運動の三原則が大切。
「老年期のからだの変化にそなえる大切な時期が更年期。 からだと心の変化をよく観察し、自分自身のからだの機能や能力をみきわめることからはじめましょう」と、和田部長は提案する。
産婦人科や女性外来のほかに、「更年期外来」や「中高年外来」などの窓口を設けている医療機関も多いので、気になる症状があればまず受診していただきたい。 乳がんとホルモン補充療法(HRT)との関連について、イギリス女性を対象とした大規模疫学的観察研究の結果が2003年8月に発表され、02年7月に発表されたアメリカ女性を対象とした大規模前向き臨床試験の結果とほぼ同様であることがわかった・これを受けて日本更年期医学会は、04年5月にに対する見解と今後のHRTのあり方」を提示した。
子宮のある女性に対するHRTとしてエストロゲンと黄体ホルモンを併用するのは、エストロゲン単独療法では子宮内膜がんのリスクが高くなるためだった。 イギリスの研究では、エストロゲン単独あるいはエストロゲン+黄体ホルモン併用療法のいずれを受けても1000人あたり増加する乳がん+子宮内膜がんの発症は5年間で5〜6症例、10年間で15〜19症例と報告された。
一方、エストロゲン単独療法での子宮内膜がん発症は10年間1000人あたり10人増加するとの報告がある。 これまでの研究成績を総合すると、発がんの増加はエストロゲン単独では主として子宮内膜がんであり、エストロゲン+黄体ホルモン併用療法では乳がんであるが、エストロゲン単独による子宮内膜がんの増加よりも、エストロゲン+黄体ホルモン併用療法による乳がんの増加のほうが1.5〜2倍多い。
また、エストロゲン+黄体ホルモン併用療法では、治療期間が1年未満でも乳がんリスクが増加する。 HRTを終了して1年以上たつと乳がん発症リスクへの影響はみられなくなる。

肥満自体が乳がんのリスク因子となることは知られているが、HRTは肥満の有無にかかわらず乳がんのリスクを高める。

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